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林道ツーリング 出口のゲートが閉じていたときの脱出方法

投稿日:2017年6月24日 更新日:

林道を走るとき、入り口は開いていたのに出口が閉じられていることがたまにあります。
このとき、あわてて無理な行動をすると危険です。
冷静になれば安全に脱出できます。

林道の出口のゲートが閉じていたときの脱出方法をご紹介します。

はじめに 山道を走行するときも人や動物たちに迷惑をかけないよう注意する

自動車専用道でない限りは歩行者はいる

山道では、歩行者がいないと決めつけて走行しているクルマをよく見かけます。

しかし、山道には人がいないとは限りません。

自動車専用道でない限り、どこでも歩行中の人はいます。
いないと決めつけて走行するような行為は絶対に避けなければなりません。

林道でも動物たちが生活している

林道でも歩行中の人もいる可能性ががありますし、また人以外の動物たちも大勢暮らしています。

よって、林道でも前方に人や人以外の動物が歩いていないか常に注意する必要があります。
市街地を走行する場合と全く変わりません。

三菱自動車のエクリプス クロス「森のカーチェイス」篇、というCMがあります。
このCMでは、もし目の前を動物が横断したとしても到底停止できないような速度でかつよそ見をしながらクルマを運転しています。

こういった運転をした場合、目の前をエゾリスが横断したりエゾシカが横断したりタヌキが横断しても止まれるはずがありません。

私たちツーリングライダーは、こういった生き物たちの命軽視の運転を決してしないよう肝に銘じ、有意義な楽しいツーリングをしましょう
ツーリングにでかけて生き物たちを殺して回っていたとしたら、ツーリングをすればするほど世界に迷惑がかかることになり、旅先での人々との交流も全く無意味になります。

予備情報

ツーリングの前に人間と人間以外の動物との関係について整理しましょう

森の動物たちに迷惑をかけてツーリングを無意味なものにしてしまわないために、ツーリングに出発する前に人間と人間以外の動物たちの関係について整理しておきましょう。

以下の本などがとても参考になります。
ツーリングの前に必ず読んでおきましょう。

ツーリングライダー必読書

ローリー・グルーエン「動物倫理入門」大月書店

マンガで学ぶ動物倫理

当然ながら、林道の入り口のゲートは勝手に開けない

当然のことですが、林道の入り口のゲートが閉まっていた場合、勝手に開けてはいけません。

道路の管理者が理由があって閉めているものです。

森の生き物たちにとっても迷惑になる

人間が林道に入っていくと、森で暮らす動物たちにとっては迷惑です。

排気ガスによる被害、ロードキル、騒音など、様々な害があります。

現状で人間は平地の暮らしやすい場所をほぼ占領しているような状況であり、他の生き物たちは山などに追いやられています。

この上、入り口がゲートで閉じられている林道にまでバイクが入っていけば、森で暮らす生き物たちの怒りは頂点に達するでしょう。

子どもたちは学校で環境教育を受けて、人間例外主義を乗り越えて他の生き物たちと共生しようと努力しています。
私たちツーリングライダーも子どもたちを見習って、分をわきまえて行動しましょう。

林道は入り口が開いていても出口が閉じている時がある

林道はたいてい、入り口と出口にゲートがあります。

その時々で、開いていたり閉じていたりします。

たまに、入り口は開いているので進んでいった結果、出口のゲートは閉じていた、ということがあります。

原因、理由は不明

なぜ出口だけ閉じていることがあるのかは分かりません。

もしかすると、入り口のゲートが本来閉じられていたのに、誰かが勝手に開けて放置した、ということも考えられます。

出口が閉じられていても、もう後戻りできないこともある

出口のゲートが閉じていても、短い林道ならUターンしてまた入り口から出れば済みます。

ところが、結構長い林道で、時間もすでに夕方に近くなっていると、後戻りするわけにもいきません。

下手に後戻りすると、林道を走行中に真っ暗になってしまい危険です。

そこで、なんとかして閉じたゲートから外に脱出する必要が出てきます。

閉じたゲートから脱出する方法

無理やりゲートの外から脱出するのは危険

ゲートは道をふさいでいます。

道路の外へ出れば、ゲートの横を通って脱出できます。

ところが、林道は周囲の草地より少し高くなっていることもあるので、無理にゲートの横をすり抜けようとすると、倒れて路外に転落する恐れがあります。

路外に転落してしまうと、下は草が生い茂っている状態で、土手のようになっている林道に戻らなければなりません。
これはかなり腕力のある人ならできるかもしれませんが、私のように腕力も弱く体格も良くないものには非常に困難です。

よって、路外に転落するともう脱出不能になり、山中で夜を越さなければならなくなります。

私の経験 無理やり脱出しようとして路外へ転落した

私は20kmの林道の出口のゲートがなぜか閉まっていたことがあります。
もう夕方で、後戻りすると真っ暗になってしまうため、ゲートの横から無理やり脱出しようしました。
その結果、路外に転落してしまい自力では脱出できない状況に陥った経験があります。

バイクを倒してゲートの下をくぐれば良い

たいていの場合、ゲートの下は空間があります。

バイクを横倒しにすると十分すり抜けられるだけの高さがあることが多いです。

そこで、バイクを横倒しにし、ゲートの下を引きずって外に出せば、脱出できます。

脱出の手順

step
1
燃料コックを「OFF」にしておく

そのままバイクを横倒しにしてしまうと、燃料がエンジンに流れ込んでいったりします。

その結果、脱出した後にバイクを立て直して出発しようとしても、エンジンがかからなくなってしまいます。

そこで、バイクを横倒しする前に必ず燃料コックを「OFF」にしておきます。

当ブログの参考記事

step
2
荷物を全て下ろす

腕力のある人なら、荷物を積んだままでもバイクを横倒しにし、ゲートの下を引きずれるかもしれません。

ところが、私のようにあまり腕力がない場合は、荷物を積んだままだと重すぎてバイクを横倒しにして移動するようなことはできません。

そこで、まず荷物を全て下ろし、ゲートの外に荷物だけ移動します。

そのようにしてバイクは軽くしておきます。

step
3
サイドミラーが折れないように位置を調節する

サイドミラーの位置によっては、バイクをそのまま横倒しにするとサイドミラーが地面にぶつかって折れてしまう恐れがあります。

そこで、バイクを倒した時サイドミラーが地面にぶつかりそうであれば、ぶつからないようにサイドミラーを動かして調整しておきます。

step
4
横倒しにして引きずって移動する

準備ができたら、バイクを横倒しにして、引きずって移動します。

少し傷がつきますが、我慢します。

私のように腕力がないと大変ですが、繰り返し少しずつ動かせば、移動させられます。

step
5
立て直して出発

ゲート外に出たら、バイクを立て直し、燃料コックをONに戻し、荷物を積み直して、出発します。

以上、林道の出口のゲートが閉じていたときの脱出方法をご紹介しました。

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