バイクでツーリングをするとき、キャンプ場で宿泊することが多いでしょう。
キャンプ場に着いたものの、真っ暗でかつ人もいない、ということがよくあります。
ここでは、宿泊予定のキャンプ場が営業している様子がないときどうすれば良いか考えてみます。
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目次
キャンプ場は営業していない場合がよくある
バイクでツーリングするとき、あらかじめ宿泊するキャンプ場を地図やキャンプ場ガイドを見て決めて計画を立てることが多いでしょう。
地図で確認したり、キャンプ場ガイドで調べた限りでは普通に営業していそうなのに、実際に行ってみると営業している様子がない場合がよくあります。
キャンプ場に人が全くいない
一応外灯はついているものの、管理人さんらしい人はいないし、テントを張っている人も全く居ない、ということがよくあります。
キャンプ場ガイドに載っている写真はお客さんで賑わっているのにもかかわらず、実際に行ってみると人が全く居ない、ということもよくあります。
民家が近くにあるなら一人でも泊まれますが、近くに家も全くないような場所では、怖くて泊まれないかもしれません。
こういうケースは北海道のキャンプ場でも、北海道以外のキャンプ場でも、あります。
人もいないし明かりも全くない
人がいないどころか、外灯も全く無く真っ暗、というキャンプ場もよくあります。
キャンプ場ガイドに載っている写真はお客さんで賑わっているのにもかかわらず、また季節は夏休み真っ只中なのに、実際に行ってみると営業している様子が全くないという場合がたまにあります。
原因は不明です。
民家が近くにあるなら暗くてもなんとか泊まれるかもしれませんが、近くに家もないとなると怖くてとても泊まれないかもしれません。
行ってみたらそもそもキャンプ場でないという例
キャンプ場ガイドにはキャンプ場として紹介されているのに、実際に行ってみるとキャンプ場ではなかった、というケースもたまにあります。
私の経験
私が経験した例では、キャンプ場ガイドで紹介されている場所に実際に行ってみたらただの海水浴場で、地元の人に聞いてみると、ここはただの海水浴場で、水場もないし、キャンプしている人はあまり見たことがない、と教えられたことがありました。
家族連れ向けのオートキャンプ場だったという例
北海道以外の地域では、一応キャンプ場ではあるものの、家族連れ向けのオートキャンプ場で、一人旅のツーリングライダーが一人用テントを張れるようなキャンプ場ではなかった、という場合もたまにあります。
予備情報
キャンプできなくても、焦らず無理しない
キャンプできなくて、時間も遅くなってくれば、焦るかもしれません。
しかし、仮に一晩寝床がなくても死んでしまうわけではないので、焦る必要はありません。探し続けていればそのうち宿泊場所は見つかります。
焦ると注意力も落ち、道を横断する歩行者の人たちに危険が及びます。
また、焦って山道を走行すれば、道を横断する動物たちにも迷惑がかかります。
いつどこを横断しようと、基本的に歩行者の自由であり、また森の動物たちの自由です。
せっかくの楽しいツーリングですから、旅先の歩行者の人たちや森の動物たちに迷惑をかけてしまわないよう、焦らず気長に宿泊場所探しをしましょう。
以下のブックレットを1冊読めば、ツーリングライダーに絶対必要な車社会の本質に関する基本の「キ」が学べます。
本来は自動車学校で教えるべき内容ですが、現在のところ教えていないので、ツーリングライダーの皆さん自ら購入して読むことをおすすめ致します。
バイクに乗る人の必読本
クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))
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予定していたキャンプ場に泊まれない場合どうするか
以上のように、予定していたキャンプ場が泊まれる状況ではないということがよくあります。
それでもどこかで寝なければなりません。
なんとかキャンプする方法をあげてみます。
近くの別のキャンプ場に行く
北海道はキャンプ場の数が結構多いです。
よって、北海道のツーリングの場合は近くの別のキャンプ場を探して、行ってみるとよいでしょう。
北海道以外の地域では、近くに運良くもう一つキャンプ場があるという場合は少ないかもしれません。
道の駅の隅などにキャンプする
北海道以外の地域などでは、近くに別のキャンプ場がない場合もあります。
そういう場合、道の駅の隅の車が来なさそうなところにキャンプできる場合もあります。
テントを張る時は、念のため道の駅の人に了承を得ておきましょう。
草原があるなら草原に、草原がなければペグは打てませんがアスファルト上にテントを張ります。
ただ、ペグが打てなければ風が強い日は無理です。
私はキャンプ場がなく、仕方なく道の駅の人に了承を得て隅っこにキャンプしたことが何度かあります。
ツーリングで大事なこと
道の駅に入る時、一時停止して歩行者を確認する
道の駅に入るとき、車道から歩道を越えて道の駅の駐車場に入る場合が多いでしょう。
この場合、左折する前に必ず一時停止して、歩行者が来ていないか確認した上で左折するようにしましょう。
これは法律でも定められています。
法に反して一時停止しなければ、歩行者の確認がおろそかになり、歩道を歩いている子どもたちなどに大変な迷惑がかかります。
せっかくの楽しいツーリング中なのに旅先の町の子どもたちに迷惑をかけてしまうなら、旅先で出会って楽しく語り合った人たちから「あなたはツーリングに来ない方が世のためだった」と言われてしまうような悲しい結果になります。
子どもたちをはじめとした歩行中の人々に迷惑をかけないため法律を厳守しましょう。
現在の社会は、歩行者の交通死、過労死、などに見られるように、人の命より経済性を優先する風潮が蔓延しています。
その影響で、残念ながら交通法規に関しても、上図のような状況で法に従い一時停止などしていたら渋滞になるので一時停止など不要だ、といった人命軽視・経済性優先の言説がまかり通ってしまっています。
しかし我々ツーリングライダーは社会の風潮に流されず、町は人のため、大きな未来のある子どもたちのためにある、ということを忘れず、常に歩く子どもたちの人権最優先で運転しましょう。
そうしてこそ旅先で人々と語り合った経験が今後に活かされるでしょう。
駐車公園にキャンプする
近くに道の駅もない場合もあります。
また、例えば太平洋ベルトに含まれている地域のような都会の場合、北海道の道の駅のイメージとは全く異なり、ただのスーパーの駐車場と見間違うような道の駅もたくさんあります。
そいういう道の駅ではテントを張るなどとても無理です。
そういう場合は、駐車公園のようなところでキャンプできる場合もあります。
ただの駐車公園なら管理人さんも誰もいませんが、一応外灯はあって、トイレがある場合もあって、どこかここかに少し場所がある場合があります。
そういう駐車公園で、車が通らない場所にテントを張れる場合があります。
私は、キャンプ場もだめで、道の駅もなくて、田舎道の途中の駐車公園の隅になんとかテントを張って寝たことがあります。

止むを得ず駐車公園の片隅に宿泊した例
以上、宿泊予定のキャンプ場が営業している様子がないときどうするかを述べました。