バイクで林道を走りたい場合もあるでしょう。
交通量の少ない林道でパンクをした場合、帰れなくなってしまうので対策が必要です。
ここでは、林道を走るときのパンク対策についてご紹介します。
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目次
はじめに 林道を走るときの注意点 動物たちに迷惑をかけない
林道は人間以外の動物が多く暮らしている場所を通っています。
よって、人間以外の動物に迷惑がかからないよう最大の注意が必要です。
現在の日本はただでさえ平地は人間に占領されているような状態であり、このうえ山で暮らしている動物たちにまで迷惑をかけるとなれば、動物たちの怒りは我慢の限界を超えてしまうでしょう。
林道上へいつ動物が歩いて出てきても停止できる速度で走行し、動物たちの移動を決して邪魔しないようにしましょう。
もし動物が道路上でくつろいでいたら、移動するまで待ちましょう。
予備情報
人間と人間以外の動物たちの関係を整理しましょう
ツーリングに出かけると、山道を走る機会も多いです。
山道は平地以上に人間以外の動物たちの生活範囲に近い場所です。
そこで、人間以外の動物たちにかかる迷惑を最小限におさえるため、人間と人間以外の動物たちの関係について整理しておきましょう。
以下の本などが大変参考になります。ツーリングに出発する前に必ず読んでおきましょう。
ツーリングライダー必読書
伊勢田哲治 著、なつたか 著「マンガで学ぶ動物倫理」化学同人
動物たちとクルマ・バイクの関係についての参考記事
林道ではありませんが、道路における人間以外の動物たちとクルマ・バイクの関係について参考になる記事があります。
交通犯罪の問題を扱ったウェブサイトの以下のページに、高校生が動物たちとクルマ・バイクをめぐる問題について学んだ授業が紹介されています。
ツーリングをする前に読んでおくと良いでしょう。
参考ウェブページ
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林道では誰も助けてくれない
交通量の少ない林道の場合、一日に自分一人しか通る人がいない、ということもあります。
バイクで林道を走っていて、道路に蜘蛛の巣が貼っていたりします。
こういった場合、その日は自分以外誰も通行していない可能性もあります。
このように交通量の少ない林道では、何かトラブルが発生しても誰も助けてくれません。
そのため、林道を通行する場合はトラブルが発生しても何とか自力で交通量のある道まで移動できる準備が必要です。
「もしも基本的人権の尊重がされなかったら」|日弁連
もっとも心配なトラブル パンク
もっとも起こる可能性の高いトラブルがパンクです。
バイクの整備に慣れた人なら自力でパンク修理できる
バイクの整備になれた人なら、林道でパンクしたとしても自力でパンクの修理などができるでしょう。
バイクの初心者の人はパンクを自力で修理できない
一方、バイクの初心者の人は、パンクしても自力で修理はできません。
交通量の少ない林道でパンクしてしまったら、バイクを置いて交通量の多い道まで歩いて脱出しなければならなくなります。
しかし、ただ歩くだけなら歩けても、山の中は熊たちの生活圏でもあるので、交通量のほとんどない林道を歩くのは危険を伴います。
よって、パンクしても何とか自力で走行して交通量の多い場所まで移動できる準備が必要です。
初心者に適したパンク対策 パンク修理剤
パンク修理剤というものがあります。
パンク修理剤の例
ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド バイク (中~大型バイク用) Holts MH724
これは、タイヤがパンクしたときに、タイヤの中に修理剤を入れることで応急処置ができ、何キロかは自力で走行できるようになるというものです。
小型のボンベ式の道具で、タイヤの中にガスの圧力で修理剤を注入できるようになっています。
これはあくまで応急処置用の道具で、自力で走行できる距離は限られています。
それでも、よほど長い林道でなければ、林道から脱出するくらいの距離は走れるでしょう。
林道に入るときはパンク修理剤を持つようにすれば、安心できます。
使用期限があるので注意
パンク修理剤には使用期限があります。
パンクはそう頻繁に起こらないと思いますので、油断しているとパンク修理剤の使用期限が切れてしまいます。
林道に行くときはパンク修理剤の使用期限が過ぎていないか確認しましょう。
以上、林道を走るときのパンク対策についてご紹介しました。
パンク修理剤の例