札幌周辺公共交通案内「さっぽろえきバスナビ」で札幌市内のバス路線・時刻などを調べることができます。
さっぽろえきバスナビの最も簡単な使い方の一例を紹介します。
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目次
「さっぽろえきバスナビ」とはどういうものか
札幌周辺公共交通案内「さっぽろえきバスナビ」は、主に札幌市内のJR、地下鉄、、路面電車、バス等の公共交通の路線や時刻などを調べることができるウェブ上のサービスです。
札幌市が配信しています。
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「さっぽろえきバスナビ」の一番簡単な使い方の具体例
「さっぽろえきバスナビ」は何通りも使い方があります。
最も簡単だと思える使い方を以下に示します。
ここでは例として、「北海道札幌北陵高校」から「川下公園」に行く公共交通機関を調べます。
- 出発地:北海道札幌北陵高校
- 到着地:川下公園
札幌北陵高校と川下公園は、ともに駅から若干離れています。
そのため、マイカーを所有している大人はマイカーで移動しようとしてしまうでしょう。
しかし、マイカーを利用した場合、交通犯罪被害による子どもたちの死、ロードキルによる動物たちの死、排気ガスによる気候変動の加速や国際的な約束に逆行することになるなど、いくつもの深刻な弊害があります。
(1)ウェブブラウザで「さっぽろえきバスナビ」を表示する
ウェブブラウザで「さっぽろえきバスナビ」を表示します。
さっぽろえきバスナビのサイト

さっぽろえきバスナビの画面
(2)「地図から検索」の画面へ進む
「時刻表」「路線図」などいくつかのタブが並んでいる中から、「地図から検索」のタブをクリックし、「地図から検索」の画面へ進みます。

「地図から検索」のタブをクリック

「地図から検索」の画面が表示される
(3)出発地、到着地等の設定
出発地の設定
地図を拡大、縮小、移動などをして、出発地である「北海道札幌北陵高校」の場所を表示します。

出発地の場所を表示する
出発地の場所をクリックすると「出発地」「到着地」の二つのボタンが表示されます。
「出発地」のボタンを方をクリックすると、この場所が出発地として設定されます。

クリックすると出発地、到着地のボタンが表示される

「出発地」のボタンをクリックする

「出発地」として設定された
到着地の設定
出発地と同じ手順で、地図で到着地を表示し、クリックして「到着地」のボタンをクリックし、到着地の設定をします。

川下公園を表示

川下公園の場所をクリックするとボタンが表示される

「到着地」ボタンをクリックする

到着地として設定される
(4)検索実行、結果の確認
「検索」をクリックすると、路線、時刻の検索が行われ、結果が表示されます。

「検索」をクリック
複数の経路が表示されるので、都合に合うものを選び、「詳細」をクリックします。

好みの経路の「詳細」をクリック
乗るべきバス等の系統名、時刻、乗り換えるバスや列車の時刻等が詳細に表示されます。

詳細な経路が表示される
表示されているものとは別の時刻のバスに乗りたい場合もあるでしょう。
表示されている時刻のうち別の時刻を選択すると、すべての乗り換え交通機関の時刻が連動して変化し、ちょうどよく乗り換えることのできる時刻が表示されます。
さらに、1本めのバス時刻以外の交通機関の時刻を別のものを選択してもすべて連動して変化します。
そこで、例えば到着時刻に好みの時刻のバスを選択すると、出発は何時のバスがちょうどよいか、などが瞬時に分かります。

時刻を選択しなおすとすべての交通機関の時刻が連動して変化する
中央バスの路線バスは「中央バスナビ」もとても便利
札幌市内は中央バスの路線バスも走っています。
中央バスの路線も「さっぽろえきバスナビ」で調べられます。
さらに、中央バスには「中央バスナビ」という独自のバス時刻表検索サービスがあります。
中央バス単体の時刻表や路線を調べるなら「中央バスナビ」は非常に使い易いです。
中央バスナビ
「さっぽろえきバスナビ」を使っていて、たまに動きが変だったり、用途によっては使いにくい場合もあります。
その場合、Yahoo路線情報かNavitimeを使ってみるのも良いでしょう。
Yahoo路線情報もNavitimeも、最近は札幌の路線バスの情報などもかなり網羅されてきており、こちらで調べた方が早い場合もあります。
Navitimeは無料版の状態でも結構使えます。
時刻や路線は家で調べていく
公共交通機関の優先席付近はたいてい携帯電話やスマホなどのモバイル機器の電源を切るか、電波を発信しない状態にする取り決めになっており、車内でもそのようにアナウンスされます。
そこで、ネットで交通機関の時刻を調べる場合は家で調べておくようにしましょう。
家で調べて手帳などにメモしておけば済みます。
公共交通機関で携帯やWifi等の通信を使うなら社会的合意形成が必要
昨今はスマホ等のモバイル機器の普及が進み、公共交通機関の車内の優先席付近でも多くの人がモバイル通信をしまくっています。
公共の場の注意書きやアナウンスなど完全に無視という状態です。
確かに、モバイル機器が出す電磁波のエネルギーは昔と比べると小さくなってきているらしいです。
またこの間、病院内における携帯電話利用の規制が弱められるなどもしています。
もし公共交通機関の優先席付近においてもモバイル通信をして良いことにするなら、そのような社会的合意を作る必要があるでしょう。
社会的合意がないうちは、現行のルールに則って優先席付近ではモバイル機器の電源を切りましょう。
JR北海道や札幌市もナンセンスな態度を改めるべき
JR北海道は快速エアポートでWifiのサービスを提供しています。
JR北海道のWifiは、放っておけば乗客が優先席付近でもスマホで通信しまくるであろうことは予想がつくでしょう。
また、札幌市では「さっぽろえきバスナビ」のサービスを提供しています。
「さっぽろえきバスナビ」のサービスは明らかに公共交通機関の車内における利用を想定していると思われ、放っておけば乗客が優先席付近でもスマホで通信しまくるであろうことが予想できるでしょう。
一方では、優先席付近では電源をお切り頂くか、電波の出ない設定にして、通話はお控え下さい、というようなアナウンスをしておきながら、もう一方では優先席付近でも通信しまくることが分かりきっているサービスを提供する。
これではやっていることが矛盾しているでしょう。
そこで、札幌市に対しては、話がおかしいから辻褄の合うルールを改めて提案してくれ、と市の窓口に言うか、自分が投票して議会に送った市議会議員の市政報告会などに参加して、交通局のやっていることが矛盾しているので整合性のとれたルールに変えて欲しい、と要望するとよいでしょう。
JR北海道に対しては、客向けの窓口に、話がおかしいから辻褄の合うルールを改めて提案してくれ、と言うと良いでしょう。
また、JR北海道は税金がつぎ込まれていて極めて公共性の高い会社なので、自分が投票して議会に送った道議会議員の道政報告会などに参加して、JRのやっていることが矛盾しているので整合性のとれたルールに変えて欲しいと言ってみて欲しい、と要望するのもよいかもしれません。
さっぽろえきバスナビの最も簡単な使い方の一例を紹介しました。
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