走行

細い山道を走行するときの注意点 路外に転落する危険あり

投稿日:2017年7月8日 更新日:

ツーリングでは、細い山道を走ることもあります。
道道や県道でも、細い道だと崖下に転落しそうな危険な道もあります。
ここでは、細い山道を走行する時の注意点をご紹介します。

細い山道の安全な走行は、他人や動物達に迷惑をかけないためにも大切

細い山道を不安定に走行していると、安定して落ち着いて運転している時より注意力が落ちてしまいます。

交通法規に則って、歩行者や、道路を横断する森の動物たちに迷惑をかけない運転をするためにも、細い山道でも安定して走行することは重要です。

道が険しくても十分安定した走行をして、楽しいツーリングに出かけましょう。

ツーリングで大事なこと

クルマ、オートバイは暴力装置

オートバイは自動車の一種です。
自動車は体の弱い人の移動などでも便利に使える機械ではありますが、1年間にとてつもない数の人が交通犯罪で死傷している事実から、暴力装置との見方もある機械です。

もし電気炊飯器の事故で一年間に600件の死亡事故があったら、その製品はすぐ発売中止になり、回収され、社会問題になるでしょう。
しかし自動車はそれどころではない数の歩行中の人々を死傷させている機械ですが、発売され続け、世間やマスコミの問題意識も低いです。

さらに、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのに停止せず横断を妨害したり、制限速度より20〜30キロ超過で走行するのが当たり前になっているなど、歩く子どもたちの命を軽視する違法行為が横行しています。

しかし我々ツーリングライダーはそのような社会の風潮に流されることなく、法と秩序を守って、子どもたちに迷惑をかけない模範的な運転をしましょう

ツーリングで違法運転をして地元の子どもたちに迷惑をかけたなら、旅先で出会い楽しく語り合った人々から「あなたはツーリングに来ない方が世のためだった」と言われるような悲しいことになります。

そのようなことのないよう、交通法規に則って楽しいツーリングにしましょう。

以下のブックレットを1冊読めば、ツーリングライダーに最低限必要な車社会の本質に関する基本の「キ」が学べます。
本来は自動車学校で教えるべき内容ですが、教えてはくれませんので、ツーリングライダーの皆さん自ら購入して読むことをおすすめ致します。

バイクに乗る人の必読本

クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))

北海道の細い道道は人や人以外の動物に迷惑をかけないよう注意

北海道の道は険しくない場合が多い

北海道の道は北海道外の道より広いことが多いです。

道道と名が付く道なら、崖下に転落するほど険しい道はあまりありません。

その点では比較的安心できます。

歩行者、自転車に迷惑をかけいないよう注意

自動車専用道でない限り、必ず歩行者や自転車が通っている可能性があります。

北海道の道は北海道外の道より広い場合が多いとはいえ、細道はやはり細いです。
カーブがきつい場合もあり、見通しが悪い場合も多いです。

細い山道だと歩行者や自転車がいないと決めつけがちです。

道路は基本的に人のためにあるので、山道であっても常に歩行者や自転車がいる前提で走行し、歩行者や自転車の通行を妨害することのないよう注意が必要です。

人以外の動物に迷惑をかけないよう注意

山の中の道道であれば人以外の動物が現れることもよくあります。

道路を作ったのは人間であり、人間以外の動物たちにとっては迷惑なことです。

人間が勝手に作った道路ですので、森の動物たちがいつどこを横断しようと動物たちの自由です。
決して横断を妨害しないようにする必要があります。

よって、山の中の道道を走っているときは、いつ道路脇から動物が走ってきても停止できる速度、心構えで走行する必要があります

法律に則って、道路に設定されている制限速度内で走行すれば、道路に動物が飛び出してきても止まれます。

道路を歩いている動物 私の経験から

私の経験では、シカリスキジタヌキキツネウズラ、などが道路を歩いています。

道路に現れる動物はほ乳類に限りません。

私の経験では、カメが歩いていて、ひかれそうなので道路脇に移動して避難させたこともあります。

道を歩いていたカメ

ヘビが横断していたこともあります。

トカゲも道路を歩いています。

決して人間以外の生き物たちに迷惑をかけないよう、制限速度内で合法走行しましょう

ツーリングで大事なこと

制限速度はマナーではなく、法律

道路の制限速度は守るべきマナーではなく、法律です。
王様や貴族が作って押し付けられたわけではなく、民主主義社会において私たち主権者が作った法律です。

私たちが常日頃、法律に則って器物損壊や万引きなどをしないで社会秩序を守って生活しているのと同じように、走行速度に関する法律を遵守しましょう。

特に道路交通法違反は、万引きなどと違って直接歩行者など周りの人の命に関わる犯罪ですので、万引きよりはるかに悪質な犯罪と言えます。

ツーリングに出かけて速度制限に関する法律を守らないとすれば、旅先の町の子どもたちの命を脅かすことになり、大変な迷惑がかかります。
子どもたちの命を脅かしながらツーリングを楽しんだとして何の意味があるでしょうか

バイクで楽しく旅行をするときには、このことを肝に銘じましょう。

北海道外の細い県道は崖下に転落しないよう、ノロノロ走る

県道は険しく細い道がたくさんある

県道は道道と比べるととても狭い道が多いです。

山の中の走る県道なら、名もない林道と間違うほど険しい場合もあります。

険しい道では、路外に出てしまうとそのまま崖下に転落してしまうような場所もあります。
バイクで崖下に転落してしまうと、命が危険です。

路外に出ると崖に転落する道路の例 私の経験から

私の経験では、鬼首のあたりの県道で崖下に転落しそうになったことがあります。
大変険しい道で、あと10cmズレていたら崖から転落するところでした。

私が転落しかけた道路

険しい道ではノロノロ運転をすると良い

バイクに乗っている人でも、専門的なライディングテクニックを教わった人はそれほど多くないのではないでしょうか。

高いライディングテクニックを持っていなくても崖から転落せずに安全に走行するためには、ノロノロ運転が最も確実です。

険しい道では、安全のため十分安全に走れるくらいのノロノロ運転をすると良いでしょう。

後続車が付いてきた場合は先に行かせる

後続車が付いてきたりすると焦ってしまい、さらに危険が増します。

そこで、すれ違えそうな場所を見つけたら、早めに道を譲って先に行かせると良いでしょう。

以上、細い山道を走行する時の注意点について述べました。

ライダー必見

バイクに乗る人の必読書



クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))



「年間子ども500人が亡くなり,7万人が負傷する交通事故大国.
日本社会のその歪みを正すために,どんな視点が求められているか.
昔遊び場であった道という空間が激変した意味をたどり,児童の認識能力を過大評価した「交通安全教育」万能論を批判し,社会的弱者の生活空間において交通量を制御する交通環境改善の提言を行う.」



交通死―命はあがなえるか (岩波新書)



「私たちはいつの間にか交通事故で毎年1万人以上の生命が失われるという現実を当たり前と感じるようになっている.
しかし機械的な事故の処理,「生命の値段」の決めかたに異を唱えるのは非常識なのだろうか.
交通事故で最愛の娘を失った著者が,事故当夜から刑事裁判,賠償交渉,民事訴訟に至る「人間としての死」を取り戻すための闘いを克明に綴る.」



子どもの命を守る分離信号―信号はなぜあるの?



「行政は、なぜ青信号を渡る子どもたちを見殺しにするのか?
『人間の注意力は不確実なもの』
信号システムを改善するだけで、確実に子どもたちの命が救えるはずなのに。」
「人と車を同時に交差させる一般交差点は、青信号を渡る子どもたちの命を危険にさらしている。
不確実な人間の注意力に頼る信号システム・交通行政を批判し、人と車の流れを分離させる分離信号の普及を提唱する。」



クルマよ、お世話になりました: 米モータリゼーションの歴史と未来



「アメリカはいかにしてクルマ大国になったのか?
クリーンエア最優秀賞受賞者がその知られざる驚愕の歴史を詳述し、クルマに依存しない豊かな生活のための方策を提案する。」

楽しい暮らしのために役立つマンガ


小中高の先生方が忙し過ぎるようで、子どもたちが「自分が主権者である」という意識を学べずに大人になるケースがかなりあるようです。
民主主義社会の一員として必要な基礎を子どもたちに教えてあげましょう。



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