子どもたちが安全に暮らせるようにするためには、子どもたちの命を脅かす事例を知ることも大事です。
ここでは子どもたちなど弱い者の命を軽視する事例を紹介します。
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目次
子どもや年配者など弱い者は移動を諦めろと言う名古屋市の交差点の事例
ツイッターに投稿されている弱者軽視の名古屋市内の事例
札幌市でも毎年大勢の子どもたちが大人の運転する車にひかれ命を奪われています。子どもたちの命を軽視する町であると言わざるをえません。
札幌市と同じく名古屋市も子どもたちのような弱い者の命や暮らしを軽視する町であるとのことです。
ツイッター上に、弱い人たちの歩きやすさを軽視し、マイカーのような強者の移動を徹底的に優先するという事例が投稿されています。
道路を歩いて行くと交差点につきあたって、歩行者が直進できなくなっているそうです。
名古屋市中川区当知3丁目交差点
完全行き止まり。道路の向こうに渡れない。 pic.twitter.com/CWJ8rE6lWv
— SU (@kenziyokoi1) 2017年12月21日
直進できないので左に曲がってみたということです。
で、左に折れると、 pic.twitter.com/0wqp9yMEXq
— SU (@kenziyokoi1) 2017年12月21日
左に曲がってみると歩道橋があり、歩道橋を使えば向こうに渡れるようになっていた、ということです。
歩道橋がありました。しかも向こう側に回り込まなければいけない。
この交差点を設計した人間は間違いなく、歩行者のことは何一つ考えていないでしょう。川の工事で魚道を作るのを思い出した
クルマ優先社会名古屋を象徴するような光景でした pic.twitter.com/kxGphdWkmj— SU (@kenziyokoi1) 2017年12月21日
体の弱い人は階段を上がれないため、道路を渡れない
歩道橋ですので、車椅子の人や、足腰の弱っている人は渡ることができません。
歩道橋を自力で上れない弱い者は直進するのを諦めろ、と暗に言っているものと思われます。
足腰の強い子どもたちは一応渡ることはできるでしょう。
しかし、子どもは邪魔だから地面を歩くな、上を歩け、という意味でもあり、子どもたちは強者優先の考えを学んでいってしまうでしょう。
子どもは皆足腰が強いとは限りません。
車椅子を使っている子どももいるでしょうし、車椅子は使っていなくても様々な理由で階段を上るのが困難な子どもも当然いるでしょう。
そういった階段を上れない子どもたちについては、道を直進するのを諦めろ、と言っているものと思われます。
子どもの安全を確保するためには強者優先をやめる必要がある
子どもはまだ未熟なので、弱いか強いかと言えば一般的に弱いです。
ジャイアンのような子どもにしては力の強い子どももいるでしょうが、やはり子どもはまだ弱いです。
子どもが安全に暮らせるためには、上記のような強者優先の町をやめて、弱い人優先の町に作り変えていく必要があります。
子どもを車に乗せている場合
子どもを車に乗せて習い事などの送り迎えをしたり、レジャーに出かけたりしている人も多いことでしょう。
車には子どもも乗っているのだから、単純に車が強者、歩行者が弱者、とは言えない、と思う人もいるかもしれません。
ところが、父さん母さんの車に乗っている子どもも、日常的に歩いて登下校しているでしょうし、放課後に外で遊んでいるでしょう。
結局、前方不注意、横断歩道で停止しない、速度超過などの違法な車にひかれて命を奪われる恐れのあることに変わりはありません。
車を運転する人であれ、車を所有もしないし運転もしない人であれ、車優先の社会では我が子をいつ命を奪われるか分からないことに変わりはありません。
自分の子どもが殺されてからでは遅いので、まだ生きている今のうちに、車という強者優先の社会から、歩く子どもたちのような弱者を優先する町に作り変えていきましょう。