子どもの安全

体の弱い人が渡れない交差点の例

投稿日:2017年12月22日 更新日:

子どもたちが安全に暮らせるようにするためには、子どもたちの命を脅かす事例を知ることも大事です。
ここでは子どもたちなど弱い者の命を軽視する事例を紹介します。

子どもや年配者など弱い者は移動を諦めろと言う名古屋市の交差点の事例

ツイッターに投稿されている弱者軽視の名古屋市内の事例

札幌市でも毎年大勢の子どもたちが大人の運転する車にひかれ命を奪われています。子どもたちの命を軽視する町であると言わざるをえません。

札幌市と同じく名古屋市も子どもたちのような弱い者の命や暮らしを軽視する町であるとのことです。
ツイッター上に、弱い人たちの歩きやすさを軽視し、マイカーのような強者の移動を徹底的に優先するという事例が投稿されています。

道路を歩いて行くと交差点につきあたって、歩行者が直進できなくなっているそうです。

直進できないので左に曲がってみたということです。

左に曲がってみると歩道橋があり、歩道橋を使えば向こうに渡れるようになっていた、ということです。

体の弱い人は階段を上がれないため、道路を渡れない

歩道橋ですので、車椅子の人や、足腰の弱っている人は渡ることができません。
歩道橋を自力で上れない弱い者は直進するのを諦めろ、と暗に言っているものと思われます。

足腰の強い子どもたちは一応渡ることはできるでしょう。
しかし、子どもは邪魔だから地面を歩くな、上を歩け、という意味でもあり、子どもたちは強者優先の考えを学んでいってしまうでしょう。

子どもは皆足腰が強いとは限りません。
車椅子を使っている子どももいるでしょうし、車椅子は使っていなくても様々な理由で階段を上るのが困難な子どもも当然いるでしょう。
そういった階段を上れない子どもたちについては、道を直進するのを諦めろ、と言っているものと思われます。

子どもの安全を確保するためには強者優先をやめる必要がある

子どもはまだ未熟なので、弱いか強いかと言えば一般的に弱いです。

ジャイアンのような子どもにしては力の強い子どももいるでしょうが、やはり子どもはまだ弱いです。

子どもが安全に暮らせるためには、上記のような強者優先の町をやめて、弱い人優先の町に作り変えていく必要があります。

子どもを車に乗せている場合

子どもを車に乗せて習い事などの送り迎えをしたり、レジャーに出かけたりしている人も多いことでしょう。

車には子どもも乗っているのだから、単純に車が強者、歩行者が弱者、とは言えない、と思う人もいるかもしれません。

ところが、父さん母さんの車に乗っている子どもも、日常的に歩いて登下校しているでしょうし、放課後に外で遊んでいるでしょう。

結局、前方不注意、横断歩道で停止しない、速度超過などの違法な車にひかれて命を奪われる恐れのあることに変わりはありません。

車を運転する人であれ、車を所有もしないし運転もしない人であれ、車優先の社会では我が子をいつ命を奪われるか分からないことに変わりはありません。

自分の子どもが殺されてからでは遅いので、まだ生きている今のうちに、車という強者優先の社会から、歩く子どもたちのような弱者を優先する町に作り変えていきましょう。

子ども達の保護者と社会人の必読書



クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))



「年間子ども500人が亡くなり,7万人が負傷する交通事故大国.
日本社会のその歪みを正すために,どんな視点が求められているか.
昔遊び場であった道という空間が激変した意味をたどり,児童の認識能力を過大評価した「交通安全教育」万能論を批判し,社会的弱者の生活空間において交通量を制御する交通環境改善の提言を行う.」



交通死―命はあがなえるか (岩波新書)



「私たちはいつの間にか交通事故で毎年1万人以上の生命が失われるという現実を当たり前と感じるようになっている.
しかし機械的な事故の処理,「生命の値段」の決めかたに異を唱えるのは非常識なのだろうか.
交通事故で最愛の娘を失った著者が,事故当夜から刑事裁判,賠償交渉,民事訴訟に至る「人間としての死」を取り戻すための闘いを克明に綴る.」



子どもの命を守る分離信号―信号はなぜあるの?



「行政は、なぜ青信号を渡る子どもたちを見殺しにするのか?
『人間の注意力は不確実なもの』
信号システムを改善するだけで、確実に子どもたちの命が救えるはずなのに。」
「人と車を同時に交差させる一般交差点は、青信号を渡る子どもたちの命を危険にさらしている。
不確実な人間の注意力に頼る信号システム・交通行政を批判し、人と車の流れを分離させる分離信号の普及を提唱する。」



クルマよ、お世話になりました: 米モータリゼーションの歴史と未来



「アメリカはいかにしてクルマ大国になったのか?
クリーンエア最優秀賞受賞者がその知られざる驚愕の歴史を詳述し、クルマに依存しない豊かな生活のための方策を提案する。」

楽しい暮らしのために役立つマンガ


小中高の先生方が忙し過ぎるようで、子どもたちが「自分が主権者である」という意識を学べずに大人になるケースがかなりあるようです。
民主主義社会の一員として必要な基礎を子どもたちに教えてあげましょう。



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