趣味でエレクトリックギターやアコースティックギターをはじめてみようと思う人は多いでしょう。
そしてVISIONATICAのように政治的メッセージを込めた曲や、IMPELLITTERIのように宗教的メッセージを込めた曲などを弾いてみたいと思う人も多いでしょう。
初めてギターを始めてみる場合の取り組み方などをみてみましょう。
IMPELLITTERI Eye of the Hurricane
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まず、エレキギター、アコースティックギターの入門書を買う
ピアノやクラシックギターは専門的な教則本がある
ピアノなら、教育方法が研究されていて、体系化されたピアノの教則本があります。
大きい書店か楽器店に行けば、ハウツー本ではなく、ピアノ教育の専門家が執筆した解説書、教則本があります。
クラシックギターも、ある程度教育方法が研究されていて、体系化されたクラシックギターの教則本があります。
大きい書店か楽器店に行けば、ハウツー本ではなく、クラシックギター教育の専門家が執筆した解説書、教則本があります。
例えばピアノなら、そういった教則本を買って、1ページ目から真面目に取り組めば弾けるようになるでしょう。
エレキギター、アコースティックギターはハウツー本しかない
一方、エレクトリックギターやアコースティックギターは、体系化された教則本のようなものはほぼ皆無です。
大きい書店か楽器店に行っても、エレクトリックギターやアコースティックギターに関する専門的な解説書、教則本は全く見つからず、ギタリストや音楽業界の関係者が書いたハウツー本しかありません。
ギタリストはギター演奏の専門家で、音楽業界の関係者にギターの上手な人も多いでしょうが、そういった人たちはギターの教育の専門家というわけではないため、ギターのハウツー本は必ずしも初学者に適した内容ではありません。
これはエレクトリックギターやアコースティックギターに取り組む場合に非常に壁になる点です。
ギターの種類、選び方等から説明した教則本を買う
ハウツー本しかありませんが、その中でもできるだけ専門的に丁寧に説明しているようにみえる本を探します。
ギターの種類、選び方なども丁寧に説明しているようにみえる本を探して、買います。
ギターを買う
買った本を読んで買うギターを検討する
買ってきたギターの入門書を読んで、ギターの種類や選び方を知り、自分が購入するギターについて検討します。
どのような感じのギターを買えば良いか分かってきたら、次に進みます。
ギターメーカーのサイトで買うギターを検討する
どのような感じのギターを買えば良いか分かってきたら、ギターメーカーのウェブサイトを閲覧してどのメーカーのどのような雰囲気のギターが欲しいか考えます。
メーカーのウェブサイトで、必ずしも自分が買うのに相応しいギターが見つからないかもしれません。
それでも、例えばこのメーカーで、こういう色で、こういうピックガードで、●万円くらいで、というように、だいたいの雰囲気を決めます。
楽器店で希望を述べて、買う
楽器店に行き、店員に人に、このメーカーの、こういう色の、こういう感じのピックガードの、●万円くらいのギターが欲しいのですが、と伝えて、買うギターを探します。
希望を述べると、店員の人が候補をあげてくれます。
私の経験 アコースティックギターを買ったとき
初めから楽器店に行き、「フォークギターをはじめようと思うのですが、全く詳しく分からないので、一番低価格のフォークギターと、弾き始めるために必要な備品など一式を欲しいのですが」
と店員の人に伝えました。
それを受けて店員の人がそろえてくれた、1万円台のアコースティックギター本体、ピック、ピッチパイプ、ストラップ、フォークギター入門の本、を購入しました。
私の経験 エレクトリックギターを買ったとき
私がエレクトリックギターを買った際の例では、まず「ESPのギターで、青っぽくて、ピックガードが付いていない、雰囲気としてはティモ・トルキが弾いているような感じのギターが欲しいのですが」
「ただ、ESPのギターは高いので、高すぎる場合は他のメーカーでもいいです」
「しかし、大安売りのギターでよくIbanezのギターを見かけるため、Ibanez以外のメーカーが良いのですが」
と伝えました。
すると店員の人から「確かにESPは高いです。Ibanezで希望に近いものがあります。Ibanezは安いイメージがあるとのことですが、Ibanezの一般人向けの10万円以下の価格帯のギターをプロのギタリストが仕事で使っている例も結構あります。そのようにIbanezは低価格帯のわりには品質が良い製品が結構あるメーカーですよ」
と説明がありました。
その説明を受けて、店員の人が候補としてあげてくれたIbanezのギターを買いました。
私の中で、ティモ・トルキはESPの青っぽくピックガードのないギターを弾いている、というイメージが強かっただけで、色々な映像をみてみると必ずしもそうとは限りませんでした。
防音の対策
ギターは楽器の中では音が小さい楽器ですが、それでもピックで普通に弾くと結構大きい音が出ます。
アパート暮らしなら騒音が問題になるでしょう。
そこで、指で弱く弾くか、防音の対策をすることになります。
アコースティックギター用の防音グッズとして以下のものがあります。
教則本に従って練習する
あとは、教則本の1ページ目から読んで、教則本に従って練習を進めます。
練習のヒント ギターが向いている人のアドバイスは参考にしない
人には向き不向きがあります。
趣味でギターをやるなら、自分に向いているか不向きかは関係なく、当然ギターを弾きたいから弾くでしょう。
会社の仕事であれ個人事業であれ、普通は適材適所で各社員の向いている業務に配置をします。
適材適所でない人員配置をすると、非効率でビジネスは破綻するからです。
溶接の仕事なら、ある程度溶接作業が向いている人が溶接の仕事をしているでしょう。
理容師の仕事なら、ある程度理容師の仕事が向いている人が理容師をしているでしょう。
稲作の仕事なら、稲作の仕事が向いている人が稲作農家をしているでしょう。
経理部の仕事なら、経理に向いている人が経理の仕事をしているでしょう。会計の業務は理解するのが結構ややこしいので、ややこしいことを理解するのが苦手な人に経理の仕事をさせてもまともにはこなせないことは、仕事で企業の経理事務の経験がある人なら分かるでしょう。
自分が向いている作業なら、結構とんとん拍子で仕事をマスターできます。
一方、自分が不向きな作業は、いくら練習しても上達しません。
このことは大人なら誰でも経験して知っているでしょう。
ギターも向き不向きがあります。
向いている人はとんとん拍子に上達しますが、不向きな人は練習しても一向に上達しません。
よく、プロのギタリストや、アマチュアだが結構ギターがうまい人が、自分が好きなミュージシャンの曲を弾きたくてただ弾いていたらある程度弾けるようになった、好きで弾きまくっていたら中級程度のところまでは1〜2年で上達できた、といった経験談を語ったりします。
私のように、ギターに不向きだがギターが弾きたいから練習している、という者としては、こういったギターに向いている人の経験談を参考にしないよう注意が必要です。
ギターに向いていないなら、基礎から地道に練習するしかありません。
ギターの地道な練習は、ピアノの「バイエル」が弾いても大して面白くはないのと同じで、ひたすら面白くはないが続けるしかないという性質のものです。
楽器の練習はストレスが溜まるものと心得る
ギターが向いていない人にとっては、好きな曲を弾けるレベルではない初歩の段階では、ギターの練習はストレスがたまります。
練習は全く面白くなく、やればやるほどストレスがたまります。
不向きな人はそのような苦痛を乗り越えてやっと弾けるようになるので、我慢するしかありません。
こういった理由で、不向きな人は弾けるようになる前にやめてしまうケースが多いわけです。
上達するまでは、好きなバンド、ミュージシャンの曲を弾くのは息抜き程度にする
ある程度有名なバンドなら、楽器店や書店にバンドスコアがあります。
マイナーなバンドでも。例えば、ULTIMATE GUITAR COM などで何曲か楽譜が見つかる場合もあります。
参考リンク
できれば、早く好きなバンドやギタリストの曲を弾きたくて、下手でもついつい真似して弾いてみる人が多いでしょう。
しかし、プロのバンドのギターのパートは当然ながらプロが弾く前提のもので、ギターが不向きだが弾けるようになりたい一心で練習中の人には難易度が高すぎ、無理に弾いてもほとんど練習にはなりません。
そこで、バンドスコアは練習の息抜きで弾くときに見る程度にします。
そして、基本的にはギター入門書にある単なる面白くもない練習用の楽譜を弾き続けることに時間を割くようにした方が良いでしょう。