政治に民意を反映させて社会をよくしていくため、政治・社会の集会やデモ行進などに参加してみたいとお思いの方も多いでしょう。
しかし、何かのグループの一員でもないと、一人で初めて参加するのが不安な人もいるかもしれません。
集会やデモ行進などに一人で初めて参加するとき、参加しやすい方法をご紹介します。
目次
集会やデモ行進は民意を政治に反映させるためにする
政治をやる人は私たち主権者しかいないので、私たちが政治をします。
しかし職業などで忙しいので、選挙で代表者を議会に送って、議会でだいたいのことは決めてもらいます。
でもそれだけだと民意が反映させきれないので、以下のように選挙以外の政治参加の方法が色々あります。
- 条例制定やリコールなどを求める直接請求
- 公聴会や審議会への参加
- 議員や行政機関への請願・陳情
- 政党の活動への参加
- 集会やデモ行進などへの参加
- マスコミの世論づくりへの参加
など
こういった政治参加への方法は中学校の公民の教科書などに載っています。
このように、選挙にいくのと同じように、主権者の私たちが政治に参加する方法の一つとして集会やデモ行進などをします。
集会やデモ行進に初めて参加するときの 気楽な方法
規模が大きい方が気楽
できるだけ参加人数が多い集会・デモ行進の方が、気楽です。
大勢人がいるので、その中に紛れて気楽に参加できます。
そして人数が多ければ、どのみち周りの人たちもお互い知らない人が大勢いるので、気楽です。
集会に参加している人々を遠巻きに見ていると気楽
一人で初めて集会に行ってみたとき、知り合いもいない集会参加者の集団の中に入っていくのは抵抗があるでしょう。
そこで、人だかりから離れて集会を遠巻きに見ていると気楽です。
会場の端の方にベンチなどがあれば、そこに座って眺めているのもよいでしょう。
デモ行進は、たいていは適当にどこかに入って歩けばOK
私の経験上、デモ行進はいくつかのグループに分けられることが多いです。
一般参加の人、労働組合の人、などです。
ただ、これはたぶんあまりに長い行列になると交通整理が大変なので、行列をいくつかのグループに分けたいだけだと思われます。
よって、一人で参加するときは、一般参加の人はこちらのグループ、と言われればそちらに入って歩くのもよいでしょう。
あるいは、どういうグループ分けかよく分からない場合は適当に近くのグループに入って歩くとよいです。
数百人以上参加しているデモ行進は、どのみち周りの人もお互いに知らないひとがたくさんいます。
ですので、適当に列に入って歩けば問題ないことが多いです。
体調が悪くなったら、帰る
集会中に体調が悪くなったり腹の調子が悪くなったら、その場を離れて帰るなりトイレに行くなりすれば問題ありません。
デモ行進は、交通整理の関係などで、基本的には途中で列を外れないで下さい、とアナウンスされることが多いです。
ただし、あくまで原則なので、さすがに途中で体調不良になったり腹の調子が悪くなったりしたときは、列を外れて怒られることはありません。
以上のような感じで、気楽に参加できます。
私も現在どこの団体のメンバーということもないので、一人で参加しています。