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本が書かれた経緯や最初に発表された媒体等を調べる方法

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最近書かれた本なら、どのような事情で書かれたものか簡単に分かるでしょう。
例えば何らかの文芸雑誌に連載された作品、新聞に連載された文章、どこかの組織の機関紙に連載された文章、直接その本のために書き下ろされたもの、などです。

一方、古い本の場合、どのような事情で書かれたものか、調べないと分からない場合が多いでしょう。
例えばエンゲルスの「空想から科学へ」が元々どういう事情でどういった媒体に載った文章なのか、調べてみないと分からないでしょう。

その文章が書かれた経緯や初めに発表された媒体などを調べる方法の例をみてみます。

本が書かれた経緯や媒体が分からないと読む気がしない

例えば、書店に行くとエンゲルスの「空想から科学へ」という本が売られています。

もし知人から読むことをすすめられていたとしても、そもそもどのような経緯でどういった場所に発表された文章なのか分からないと読む気がしない、という人も多いでしょう。

小説ではないので文芸雑誌に載ったわけでもないでしょうし、時代も古く雰囲気的にも単行本として書き下ろされたというわけでもないでしょう。

また、例えばプラトンの「饗宴」も、古代の文章なのでまさか書き下ろしの単行本というわけでもないでしょう。

このように素性の分からない本は読む気がしないかもしれません。

そこで、その文章の書かれた経緯や、発表された媒体などを調べてみたくなります。

文章の書かれた経緯の調べ方の一例

岩波文庫などを買って、解説を読む

岩波文庫などで、書かれた経緯や最初に発表された媒体などを知りたい作品を買います。

すると、たいていの場合、前か後の解説のページなどに、その作品が書かれた経緯や最初に発表された媒体などについて説明されています。

例えば、岩波文庫でエンゲルスの「空想から科学へ」を探してみます。

探す場合は、まず書店の中の岩波文庫のコーナーに行きます。

岩波文庫のコーナーに来たら、端からひたすら見ていって目的の本を探します。

実際は、外国の文学、日本の文学、哲学や宗教などの分野の書、社会科学などの分野の書、など、というような感じに色分けがされているので、もし色で見当がつくならその色の場所を集中的に探します。

「空想から科学へ」ならおそらく灰色の帯になっている可能性が高い、と見当をつけたりします。

するとエンゲルスの「空想より科学へ」が見つかります。
探していたのは「空想から科学へ」ですが、翻訳の違いで少しくらい言い方が違うことはよくあります。

見つけたので、買います。

本の前か後に、この文章が書かれた経緯と発表された媒体などについて解説があるでしょう。

書かれた経緯や最初に発表された媒体などが分かれば、読もうという気になってくるので、後は読みます。

何巻かに分かれている場合

長い書物の場合、文庫本で上中下など何冊かに分かれている場合もあるでしょう。

そのような場合は、最初の巻か最終の巻に解説が載っている場合が多いです。

解説が載っていない本は買わない方が良い

本によっては、その文章が書かれた経緯や最初に発表された媒体などについての解説が載っていないものもあるかもしれません。

そういう本は不親切で、出版社の担当の人が自分は知っていて満足していて、出版社の人ほど書物について知識が多くない読者達の気持ちを分かっていない証拠なので、買うのをやめましょう。

例えばエンゲルスの「空想から科学へ」やトルストイの「復活」、プラトンの「饗宴」などの古い書物は、たいてい複数の出版社から出版されているので、より詳しい解説が載っている親切な本を選ぶと良いでしょう。

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