キリスト教会へ行く

キリスト教の洗礼を受けるときの注意点 過労状態の会社員の場合

投稿日:2019年5月1日 更新日:

会社員・職業人で、今度キリスト教の洗礼を受けようと思っている人もいるでしょう。

現代の会社員・職業人は過労状態の場合が多いので、少し注意が必要です。

キリスト教会に来る人々の実状 現代の会社員・職業人は過労状態で、死にそうな人もいる

キリスト教会には、結構高収入らしい人もいますし、金も時間も余裕があって楽な暮らしをしていそうな人もいます。

一方、低収入で、食べていくだけでも大変な底辺の労働者や中小業者の人々もいます。

参考のウェブページ

資本は増殖する価値の運動体 安く買って作って高く売って増えたい性質のもの

現在の日本社会はウルトラ資本主義社会になっています。

会社の金、商品、労働力、機械、建物などは全体で資本で、資本は増殖する価値の運動体です。

なぜ「運動体」なのかといえば、資本はある時は現金、現金で商品を仕入れれば商品に変わり、商品を売れば現金に変わり、現金で賃金を支払えば労働力に変わり、労働力で商品を作ればまた商品に変わり、という具合に色々なかたちに姿を変えるからです。
すがたが変わりますが、すべて資本です。

増殖したい性質のものなので、仕入れる金額はできるだけ安くしたいです。
安く仕入れた方が資本が増えるからです。

会社員は会社と雇用契約を結んでおり、商品や原料の仕入れなどとは見た目は少し異なります。
しかし、本質は、会社員は会社に労働力を売っているということで、会社は会社員から労働力を買っています。
労働力の代金が賃金です。

資本は増殖したい性質のものなので、労働力もできるだけ安く買いたいです。
安く買った方が資本が増えるからです。

参考の本

日高 普「経済学 改訂版」(岩波全書)

正常な社会なら、資本の活動には規制を加える

資本は増殖したい性質のものなので、放置しておくと労働力を激安で買ったり、毒液をそのまま川に流したりし始めるかもしれません。
そうした方が、労働力を適正な金額で買ったり毒液を真面目に処理してから川に流すよりも、出費が少なく済んで儲かって増殖できるからです。

資本にそのようなことをされると、労働力を売っている労働者は生活できなくなって死の危険が高まりますし、毒液で川が汚染されて川の生き物も陸の生き物も人間も死に絶えるかもしれません。

そこで、正常な発展した現代社会なら、資本の活動に規制を加えます。
労働力は少なくともこれ以上の金額で買って、毒液は必ず処理してから川に流す、などと法律で決めます。

参考の本

白石 正夫「自由社会とは何か」勁草書房

現代日本は規制緩和などで資本が結構自由に活動している

1995年かそこら辺以降、日本は規制緩和などを行って資本ができるだけ自由に活動できるようにしてきました。

この結果、例えばパート・アルバイトのような有期雇用で働く人の割合がどんどん増えて現在に至っています。
現在の日本は同一労働同一賃金になっておらず、有期雇用の方が正社員よりかなり賃金が低い状態なので、資本は以前より安く労働力を買えます。
労働者は同じ労働力を売っても昔より安い代金しか支払われないので、生活に窮して死に瀕することになります。(仕組み上、賃金が労働力の代金ということです)

安全のための規制も緩められています。
例えば、最近は除草剤グリホサートが世界的に規制が強められている中、日本は規制を緩めて、ホームセンターでもグリホサートの除草剤を売りまくっています。
このように人や生き物たちの安全な暮らしは犠牲にされ、資本は以前より危険なものを売りまくれる条件が整えられ、増殖しています。

こういった新自由主義的な政策が行われ続けた結果、労働力を売っている会社員たちや、中小企業の経営者や個人事業主などは、すっかりまともな暮らしができなくなって、現在に至っています。

皆自分の労働力を売っても値切られてほんの少ししか賃金を得られず、グリホサートを売りまくっていることに代表されるように生活環境も悪化して、命が脅かされています。

参考の本

「新たな福祉国家を展望する 社会保障基本法・社会保障憲章の提言」旬報社

新自由主義

新自由主義は、おおまかに言えば以下のような感じのものです。

資本主義が始まった頃は、経済活動は自由に行われましたが、その結果、子どもが十何時間労働させられたり毒液は垂れ流されたりでひどい状態になりました。
そこで、単なる自由主義ではまずいということで様々な規制がかけられていったわけです。
例えば労働法や環境に関する法律などです。

それが1995年かそれより前か分かりませんが、再び自由主義的な感じにしようということで、日本を含む世界のあちこちで新自由主義という考え方の政策がとられはじめたという感じです。

詳しいきちんとした説明はきちんとした書籍をお読みください。
書籍といっても、最近は変な本もたくさん出版されているので、きとんとした書籍を選ぶことをおすすめします。
例えば、有斐閣アルマや岩波新書、岩波全書あたりは無難でしょう。

教会に来る会社員や個人事業主も死に瀕している

そのようなことで、当然のことながら、キリスト教会にやってくる会社員や零細の個人事業主たちは、多くが死に瀕しています。

もちろん本人に聞けば、過労ではあるが俺はまだ死に瀕するまでは行っていないよ、と答えるでしょう。
しかし、過労死していった労働者たちは、皆、今日はまだ過労死はしない、とりあえず頑張ろう、と、自分が死ぬとは思わずに出社し、死んでいっているのです。

参考のページ

洗礼準備会などは普通に進めれば良い

洗礼を受けたい場合、教会で洗礼準備会などをして、牧師から聖書や信仰告白文などについて教わったりするでしょう。

そういったものは過労状態でも受けられます。

普通に進めれば良いでしょう。

ただし、残業続きで、洗礼準備会に出席すると睡眠時間が2〜3時間になってしまうような状況がもし発生すれば、延期してもらう必要もあるでしょう。

参考情報

労働条件が違法なら労使交渉をする

睡眠が2〜3時間しか取れないような労働のさせかたは法律違反なので、そういう状況があるなら労働組合を通じて労使交渉をしましょう。

会社に労働組合があるのに加入していないなら、加入して、労働組合の一員として労使交渉をして解決しましょう。

もし会社に労働組合がない場合、新たに労働組合を結成するのは一人の力では困難でしょう。
そこで、地域の労働組合に相談し、地域の労働組合に加入するなどしましょう。

労働組合と言えば会社の中にある企業内組合のイメージが強い人が多いかもしれません。
ところが、実際は労働組合は企業内労働組合だけではなく、色々な会社の労働者が集まって作っている労働組合もあります。

とりあえず、自分の住んでいる市町村、または都道府県の労働組合などに連絡して相談してみましょう。
例えば札幌市在住の人なら、札幌地区労連か道労連などにメールや電話などで相談してみましょう。

洗礼を受ける日はよく検討する必要がある

洗礼を受ける日の設定は注意が必要です。

極度の過労状態の時期は避ける

極度の過労状態で洗礼を受けると、貧血などで倒れるかもしれません。

礼拝には、例えば数十人の出席者から、大きい教会なら100人以上いたりするでしょう。

そのような人数のいる中で、洗礼を受ける人間がぶっ倒れたとなったら、結構大事になって本人も嫌でしょう。

そこで、極度の過労状態の時期は避けた方が良いでしょう。
例えば、仕事の繁忙期などです。

洗礼を受ける日の設定後に過労状態になってしまったら、日程変更の依頼も必要

過労状態にならないつもりで洗礼を受ける日を決めた後で、その日が近づくと仕事で残業続きで過労状態になってしまった、ということもあるかもしれません。

そういった場合は、牧師等に連絡して、過労状態であることを伝えて日程を変えた方が良いでしょう。

私の経験から 残業続きで極度の過労で、洗礼を受ける式の最中にぶっ倒れる寸前だった

私の経験では、洗礼を受ける式の最中に過労でぶっ倒れる寸前でした。

洗礼を受ける日の数週間前から残業の嵐の状態で、極度の過労状態でフラフラになっていました。

しかし、洗礼を受ける日はすでに決まっているので、行きました。

洗礼を受ける式の最中、また受けた後の礼拝の最中、ずっとフラフラで倒れる寸前でした。

洗礼を受ける人間がぶっ倒れたとなると大事で私も避けたいので、式と礼拝中はとにかく貧血でぶっ倒れないようにすることだけを考えていました。

なんとかギリギリ倒れずに終えることができました。

反省としては、残業続きでこれはまずい、式中に倒れる恐れが十分ある、と判断したところで、体調を理由に延期して貰えば良かった、と思っています。

これが、我々悲しき現代日本社会の労働者や零細の個人事業主が洗礼を受けるときの実態です。

洗礼を受けるときですら、信仰に関することを考えている余裕は微塵もないのです。

極度の過労状態の会社員、個人事業主が洗礼を受けるときの注意点をみてみました。

キリスト者と求道者の必読書



クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))



「年間子ども500人が亡くなり,7万人が負傷する交通事故大国.
日本社会のその歪みを正すために,どんな視点が求められているか.
昔遊び場であった道という空間が激変した意味をたどり,児童の認識能力を過大評価した「交通安全教育」万能論を批判し,社会的弱者の生活空間において交通量を制御する交通環境改善の提言を行う.」



交通死―命はあがなえるか (岩波新書)



「私たちはいつの間にか交通事故で毎年1万人以上の生命が失われるという現実を当たり前と感じるようになっている.
しかし機械的な事故の処理,「生命の値段」の決めかたに異を唱えるのは非常識なのだろうか.
交通事故で最愛の娘を失った著者が,事故当夜から刑事裁判,賠償交渉,民事訴訟に至る「人間としての死」を取り戻すための闘いを克明に綴る.」



子どもの命を守る分離信号―信号はなぜあるの?



「行政は、なぜ青信号を渡る子どもたちを見殺しにするのか?
『人間の注意力は不確実なもの』
信号システムを改善するだけで、確実に子どもたちの命が救えるはずなのに。」
「人と車を同時に交差させる一般交差点は、青信号を渡る子どもたちの命を危険にさらしている。
不確実な人間の注意力に頼る信号システム・交通行政を批判し、人と車の流れを分離させる分離信号の普及を提唱する。」



クルマよ、お世話になりました: 米モータリゼーションの歴史と未来



「アメリカはいかにしてクルマ大国になったのか?
クリーンエア最優秀賞受賞者がその知られざる驚愕の歴史を詳述し、クルマに依存しない豊かな生活のための方策を提案する。」

楽しい暮らしのために役立つマンガ


小中高の先生方が忙し過ぎるようで、子どもたちが「自分が主権者である」という意識を学べずに大人になるケースがかなりあるようです。
民主主義社会の一員として必要な基礎を子どもたちに教えてあげましょう。



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