ブログ記事はツイッターを使ってさらに多くの人の目に触れるようにできます。
ツイッターで動物実験の問題を広める場合、やみくもにやっても効果は低いので、相手や時間を考える必要があります。
ここでは、動物実験の問題をまだ知らない人に、ツイッターで動物実験の問題を知ってもらう方法について述べます。
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目次
- 1 大前提 上から目線でものを言わない
- 2 ツイッターに動物実験についてツイートするとどう伝わるか
- 3 ツイッターで広める目的の一つは、動物実験の問題に興味関心のない人の目に触れるようにすること
- 4 動物実験の問題をツイッターで広める具体的な方法
大前提 上から目線でものを言わない
ネット上でも直接対面でも、何らかの問題について人に伝えて関心を持ってもらおうとするとき、多くの人が上から目線で話しがちです。
自分は何十年も前からこの問題の深刻さに気づいているのに、この人は全く無関心に何十年間暮らしてきているのだろう、やれやれ、といった具合に感じるからかもしれません。
誰でも問題意識の高い分野と低い分野がある、自分も同じだ、と知る
現在の世界にある全ての問題に対して高い問題意識や危機感を持っている人は一人もいません。
全員が、どこかの分野には問題意識が高い一方、別の分野には全く無関心に暮らしています。
貧困の問題に熱心に取り組んで、誰でも文化的な人間らしい暮らしができる社会を目指して活動中の人も、一方でクルマ優先社会の非人間性については全く無関心で、平気で違法運転をして道行く子どもたちの自由や権利や命や健康を奪おうとしている場面をよく見かけます。
動物実験の問題に熱心に取り組んで、各種の代替法を取り入れる、さらに代替法を発展さて動物実験をなくしていく活動に取り組んでいる人でも、一方でクルマ優先社会の非人間性については全く無関心で、平気で40キロ制限の道路を60キロで違法運転をしたりカーナビを見ながら運転したりし、その行為が周囲の子どもたちの命の尊厳や人権を無視した行動であることを全く自覚していないようなケースはあります。
そのように、誰でも何らかの分野については問題意識が高いものの、全く問題に気づかず麻痺した感覚で無関心を決め込んでいる問題が周囲にたくさんあるのだ、と自覚するべきでしょう。
上から目線で語られて共感する人はいない
誰でも、上から目線で何か話しかけられたら、腹が立つだけであり、相手に共感することなどまずないでしょう。
情報を伝えて世論を広げたいなら相手から共感してもらわねばなりません。
そのため、上から目線でものを言っても世論は全く広がりません。
世論を広げたければ腰を低くして相手に情報を伝えていくべきでしょう。
ツイッターに動物実験についてツイートするとどう伝わるか
ツイッターでは、関心の有無に関係なくツイートの内容がフォロワーの目に触れる
ツイッターに投稿した内容は、投稿した直後に自分のツイッターアカウントのフォロワーのタイムラインに表示されます。
フォロワーの中には、動物実験の問題に関心がある人もない人もいるでしょう。
しかし、ツイートの内容に対する関心の有無と関係なく、基本的にフォロワー全員のタイムラインに表示されます。
(自分のアカウントがミュートの設定にされているなど、表示されない場合も少しあります)
そのように、ツイッターに動物実験についての情報を投稿すると、その内容に関心のない人の目にも触れるようにすることができます。
その点で、元々興味関心を持っている人を興味関心のある情報へつなげるのが得意な検索サイトとは違います。
ツイッターでは、ハッシュタグを付けることでフォロワー以外の人にも見てもらえる可能性が出る
ツイッターで普通に投稿すると、その内容は通常はフォロワーにだけ表示されます。
ところが、ハッシュタグを付けると、そのハッシュタグで投稿をフィルターして表示させている場所にも表示され、フォロワー以外の人の目にも触れる可能性が出てきます。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、ツイッターへの投稿の本文の最後などに、シャープと言葉を書くもので、「#おでかけ」のように書いたものです。
これにより、投稿結果のハッシュタグにリンクのようなものが設定され、ハッシュタグをクリックすると世界のツイートの中からそのハッシュタグが付けられたツイートだけを抽出して表示することができるというものです。
ツイッターへの投稿の効果は主に投稿直後 時間が経つと見てもらえなくなる
検索サイトにインデックスされたブログ記事の情報は、長期間そのままです。
ブログ記事を書いてから何ヶ月も経っていても、検索結果に表示される可能性が高いです。
一方、ツイッターへ投稿したツイートは、投稿した直後にフォロワーのタイムラインに表示されます。
そして、しばらく時間が経つと新しい投稿がどんどん上に表示されていくので、自分が投稿したものははるか下に移動して行ってすぐ見えなくなります。
そのように、ツイッターへの投稿は投稿した直後だけ効果があり、それ以降はほとんど効果はなくなると思っておいた方が良いでしょう。
ツイッターで広める目的の一つは、動物実験の問題に興味関心のない人の目に触れるようにすること
以上のように、ツイッターで動物実験の問題を広める目的の一つは、動物実験の問題にをまだ知らない、またはまだ興味関心のない人に対して動物実験の問題を知ってもらうことにあります。
動物実験の問題をツイッターで広める具体的な方法
ツイッターのアカウントを作る
当然ながら、ツイッターに自分のアカウントを作る必要があります。
フォロワーを増やす
ツイッターに投稿した内容は基本的に自分のアカウントのフォロワーのタイムラインに表示されます。
そこで、ツイッターに投稿して情報を広めたければ、ある程度フォロワーを増やす必要があります。
興味関心のある会社などのアカウントをフォロー
動物実験と関係なく、まず新聞社、出版社、など興味関心のある分野の会社の公式アカウントなどをフォローすると良いでしょう。
天文ファンの人なら望遠鏡メーカーをフォローしたり、編み物好きなら編み物の道具のメーカーをフォローするのも良いでしょう。
そうすると、その会社をフォローしている別の人からフォローされる可能性が出てきます。
その他、興味関心のある団体等のアカウントをフォロー
個人のアカウントをフォローしにくい場合は、さらに動物実験に限らず興味関心のある分野の団体等の公式アカウントをフォローするのも良いでしょう。
そうすると、その団体をフォローしている別の人からフォローされる可能性が出てきます。
個人の人で、ご自由にフォローしてください、と書いている人をフォロー
動物実験の問題でも、その他の趣味の分野でもいいので、興味関心が共通していそうな人で、フォロー歓迎、というような雰囲気のことをプロフィールに書いている人をフォローするのも良いでしょう。
そのような感じでまず1000人くらいフォローしてみます。
フォローされ始めるので、フォローし返して、フォロワーを増やす
1000人くらいフォローすると、誰か彼か向こうからフォローしてくれ始めるので、フォローされたらこちらからもフォローしたりして、フォロワーを増やしていきます。
知らせたいことをツイートする
知らせたいことをツイートします。
おすすめのブログ記事を広めたければ、ブログ記事のツイートボタンで広める
動物実験の問題について、人々に知らせたい良いブログ記事を見つけることもあるでしょう。
その場合はブログ記事の上や下などにあるツイートボタンでツイートします。
流れたきたツイートに掲載されたブログ記事は、リツイートせずにブログ記事のツイートボタンからツイート
ブログ記事のリンク付きのツイートが流れてくることもあるでしょう。
その記事をさらに広めたい場合、そのままリツイートする場合も多いのではないでしょうか。
しかし、リツイートするよりは、そのブログ記事を表示させて、ブログ記事のツイートボタンでツイートしたほうが良いでしょう。
そうするとリツイートではなく新規のツイートとして同じブログ記事を広めることができます。
ツイートを多数の人に見てもらえるよう、ハッシュタグを付けると良い
ただツイートすると、自分のアカウントのフォロワーの目に触れます。
多くの場合、自分のフォロワーだけでなくできるだけ多くの人の目にふれるようにしたいでしょう。
そこで、ツイートにハッシュタグを追加します。
半角の「#」と言葉を組み合わせて書けばよいだけ
ハッシュタグは、ツイッターへ投稿する本文に、半角くらいあけて、半角の「#」を打ち、さらに言葉を何か入力するだけです。
場所は本文中でも良いですし、本文の最後でも良いでしょう。
方法1 テーマに直結したハッシュタグ
どういうハッシュタグを付けるかについては、一つは投稿のテーマに直結した言葉です。
例えば、動物実験の問題についてのツイートなら、#動物実験 #倫理 などです。
そすると、元々動物実験の問題に強い関心を持っている人の目に触れやすくなるでしょう。
方法2 テーマと間接的に関連したハッシュタグ
動物実験の問題に直結したハッシュタグだけ付けても、現在すでに動物実験の問題に高い関心を持っている人の目にしか触れません。
もしまだ動物実験の問題を知らない多くの人に知ってほしいなら、動物実験の問題に直結するハッシュタグを付けても効果がありません。
そこで、動物実験の問題に間接的に関連したハッシュタグを付けます。
化粧品のための動物実験の問題に関するツイートなら
また、例えば化粧品のための動物実験の問題に関するツイートを、動物実験の問題をまだ知らない人に広めたいとします。
その場合、「#動物実験」などの直接的なハッシュタグでなく、「#動物好き」「#コスメ」「#うさぎ」など、間接的なハッシュタグを付けてみます。
これにより、化粧品やシャンプーリンスーなどを当然使うけれども、化粧品製造に動物実験が行われているとは知らない人々に、ツイートの内容を一瞬見てもらえる可能性が出てきます。
動物実験と無関係な、趣味娯楽のフォロワーも積極的に増やすべき
動物実験の問題の運動に取り組んでいれば、ツイッターのフォロワーはどうしても動物実験に反対の声を上げている仲間が多くなるでしょう。
ところが、それだけではツイッターで動物実験の問題を人々の間に広める効果は上がりません。
問題意識が共通のフォロワーだけだと、身内で拡散して終わる
動物実験に反対の声を上げているフォロワーばかりだったとしたら
例えば、動物実験に反対の声を上げている人どうしで10000人フォロー関係があるとします。
動物実験に関する様々な情報を日々ツイートすれば、見た目に大量の動物実験関連のツイートがツイッターの世界を飛び交っているように見えます。
ところが、実際は特に動物実験の問題について問題意識の高い10000人の間で情報が飛び交っているだけで、それ以外の何千万人かのツイッターユーザーは動物実験の情報をたぶんほとんど目にしていません。
クラリネット演奏に興味のない人が、この一ヶ月の間にクラリネットに関するツイートを一度も見たことがないのと同じようなことです。
バタリーケージの問題について共通の問題意識のフォロワーばかりだったとしたら
また、例えばバタリーケージの問題について、日本も国際的な流れを見習ってバタリーケージは禁止すべきという問題意識を持つ人どうしで10000人のフォロー関係があるとします。
バタリーケージの問題に関する様々な情報を日々ツイートすれば、見た目にはバタリーケージに関する大量のツイートがツイッターの世界を飛び交っているように見えます。
ところが、実際は特にバタリーケージの問題について問題意識の高い10000人の間で、バタリーケージに関するツイートが飛び交っているだけで、それ以外の何千万人かのツイッターユーザーはそれらの情報をたぶんほとんど目にしていません。
クラリネット演奏に興味のない人が、この一ヶ月の間にクラリネットに関するツイートを一度も見たことがないのと同じようなことです。
趣味娯楽のフォロワーを増やすと良い
もともと動物実験の問題について問題意識の高い人は、だまっていても自分で情報を探しに行きますし、本で勉強もします。
そこで、動物実験の問題を多くの人に知ってほしい場合は、動物実験の問題と全く関係のない趣味娯楽などの分野のフォロワーを増やすべきでしょう。
例えば、動物実験の問題で共通の問題意識を持っている人どうしでも、興味のある趣味娯楽は全く異なるでしょう。
ゴシックメタルが好きな人はゴシックメタル関連のアカウントをフォローしまくるのも良いでしょう。
メロディックデスメタルが好きな人はその関連アカウントをフォローしまくるのも良いでしょう。
編み物が好きな人は編み物関連のアカウントをフォローしまくるのも良いでしょう。
登山が好きな人はその関連アカウントをフォローしまくるのも良いでしょう。
とあるお笑いコンビが好きな人はその関連アカウントをフォローしまくるのも良いでしょう。
そのように、動物実験の問題と全く無関係な興味分野のフォローを増やします。
その結果、自分がツイートした動物実験の問題に関するツイートが、まだ動物実験の問題を知らない多くの人の目にも触れることになります。
ツイートは人々がツイッターの画面を見ていそうな日時にする
ツイッターへの投稿は、基本的にはツイートした直後しか効果がありません。
そこで、できるだけフォロワーの人たちがツイッターの画面を見ていそうな時間にツイートします。
例えば仕事中に一息いれる15時台とか、家で寛いでいる21時前後などです。
ツイートは毎日した方が良い
ツイッターへの投稿は基本的にツイートした直後しか効果がありません。
今日ツイートしても、フォロワーのうちのほとんどはそのツイートを目にしないまま他のツイートに埋もれている可能性が高いです。
そこで、同じような内容のツイートを毎日するのも良いでしょう。
伝えたい内容はたくさんあるでしょうから、それらをランダムに毎日ツイートするのも良いでしょう。
関心の高い人に伝えたいならその限りではない
例えば、比較的高度な内容の学習会のお知らせ、デモ行進のお知らせなど、動物実験の問題について今現在すでに高い問題意識を持っている人に向けて知らせたい場合もあるでしょう。
そういう場合は上記の説明は気にせずに、適当にツイートすれば良いと思います。
そもそも関心が初めから高い人は、学習会やデモなどの情報も自分で探しに行っているので、適当にツイートするだけでも目にしてもらうのは容易でしょう。
以上、動物実験の問題をまだ知らない人に対して、ツイッターで動物実験の問題を広める方法について述べました。