子どもの安全

歩行者に責任転嫁するACジャパンの横断歩道の広告に対し 批判の声が相次いでいる

投稿日:2016年8月10日 更新日:

ACジャパンが配信している、横断歩道で奪われている (名古屋地域キャンペーン)という広告について批判が相次いでいます。
この広告は、横断歩道における車の違法行為は一切触れず、交通犯罪被害の責任を歩行者に負わせようとする恐ろしい内容となっています。

ちなみに名古屋近辺に住んでいなくても、ACジャパンのウェブサイトやYOUTUBEで視聴・閲覧できます。

ツイッター上にもこのナンセンスな広告に対し怒りの声が上がっています。

今回のACジャパンのナンセンスな横断歩道広告に寄せられた批判ツイート

普通に法律を知っていて、かつ自動車が横断歩道においてどれだけ違法行為を日常的に行っているか知っている人なら、当然このACジャパンのナンセンスな広告には怒りを禁じ得ないようです。

今回のACジャパンの横断歩道広告について取り上げたブログ記事

ブログ上でもこのACジャパンの横断歩道の広告を取り上げた記事がアップされています。

以下のリンク先のブログでは、一部評価をしつつも、根本的な考え方に異を唱える記事がアップされています。

このブログ記事内では、「原因の多くは、ドライバーによる発見の遅れ。だからこそ、歩行者の皆さんも安全確認を。」という、ドライバーの違法行為を「発見の遅れ」という無難な言葉で表現したCMのテロップに対し、以下のように指摘しています。

「発見の遅れ」じゃなくて「不注意」「確認せず」「一旦停止せず」でしょ?
歩行者は安全確認せざるを得ませんよ。死にたくありませんから。
それでも突っ込んでくるのは自動車の方ですよ?

そして以下のようにまとめています。

ACジャパンが社会に訴えるべきは、「安全に渡れるはずの横断歩道上で多くの歩行者が犠牲になっています。こんな危険な自動車交通システムは皆で考え直すべきです。」ではないでしょうか?

横断歩道における自動車の違法についてのツイートの数々

直接今回のACジャパンのナンセンスな横断歩道広告に関するものではありませんが、日常的に繰り返されている横断歩道における自動車の違法行為に対し、疑問や批判や怒りのツイートが日々投稿されています。

横断歩道に関する法規について説明するツイート

横断歩道に関する基本的なルール、法律などについて説明するツイートもあがっています。

以上、歩行者に責任転嫁するACジャパンの横断歩道の広告に対する人々の反応について紹介しました。

子ども達の保護者と社会人の必読書



クルマ社会と子どもたち (岩波ブックレット (No.470))



「年間子ども500人が亡くなり,7万人が負傷する交通事故大国.
日本社会のその歪みを正すために,どんな視点が求められているか.
昔遊び場であった道という空間が激変した意味をたどり,児童の認識能力を過大評価した「交通安全教育」万能論を批判し,社会的弱者の生活空間において交通量を制御する交通環境改善の提言を行う.」



交通死―命はあがなえるか (岩波新書)



「私たちはいつの間にか交通事故で毎年1万人以上の生命が失われるという現実を当たり前と感じるようになっている.
しかし機械的な事故の処理,「生命の値段」の決めかたに異を唱えるのは非常識なのだろうか.
交通事故で最愛の娘を失った著者が,事故当夜から刑事裁判,賠償交渉,民事訴訟に至る「人間としての死」を取り戻すための闘いを克明に綴る.」



子どもの命を守る分離信号―信号はなぜあるの?



「行政は、なぜ青信号を渡る子どもたちを見殺しにするのか?
『人間の注意力は不確実なもの』
信号システムを改善するだけで、確実に子どもたちの命が救えるはずなのに。」
「人と車を同時に交差させる一般交差点は、青信号を渡る子どもたちの命を危険にさらしている。
不確実な人間の注意力に頼る信号システム・交通行政を批判し、人と車の流れを分離させる分離信号の普及を提唱する。」



クルマよ、お世話になりました: 米モータリゼーションの歴史と未来



「アメリカはいかにしてクルマ大国になったのか?
クリーンエア最優秀賞受賞者がその知られざる驚愕の歴史を詳述し、クルマに依存しない豊かな生活のための方策を提案する。」

楽しい暮らしのために役立つマンガ


小中高の先生方が忙し過ぎるようで、子どもたちが「自分が主権者である」という意識を学べずに大人になるケースがかなりあるようです。
民主主義社会の一員として必要な基礎を子どもたちに教えてあげましょう。



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